「れっ零さん…!!」
ビクッと体が硬直した。
だ、大丈夫…タオルOKだったからちゃんと着てる…うん。
零さんが周りを見渡して、
「あぁ…混浴だからお前が居るのか」
「………っ」
変に恥ずかしくて、私は露天風呂から出ようとした。
その時零さんが、
「何か…変だな?」
と、真面目な顔で言った。
変って…私の態度が?
ば…バレてる!?
どうしよう…零さんに嫌われたら、私だめだよ…。
「おかしい。まるでアイツら、俺を知ってるみたいだったぞ」
…アイツら?
誰の事を言っているか分からない私に、零さんは小声で教えてくれた。
…心臓が早くなるのが分かる。
