「零さん…その薬、何?」 心愛が俺の持っている薬を指差した。 「これか?筋弛緩剤だ」 「きんし…かん、ざい?」 「あぁ。これを打つと…まぁ簡単に言うと、筋肉が緩んで息が出来なくなって死ぬ、というところだな」 「えぇっ、こわぁっ!!」 さっきから哲が誰かに電話をしている。 …まぁ、いいか…。