俺をポーッと見ている心愛の隣に哲、そして部屋の隅に裕也が居た。 「…ッチ、役立たずが……」 裕也が舌打ちをした。 「零さん、体…大丈夫なんですか?」 心愛が心配そうに聞くが、俺はそれどころじゃなく、自分のカバンをあさくっていた。 注射器に、薬二本… 「あぁ、大丈夫だぞ」 ニヤリと笑い、俺は依頼者の 裕也を見た。