やっと分かったお母さん。 なのに、こんなにもすぐに? 血まみれのお母さんを囲む、 バットを持った男達ーーー 「ああ…あぁあぁぁぁああ!!」 俺の世界が歪んでゆく。 気が付いたら、男達は全員血まみれだった。 俺の手も、血まみれだった。 俺の初めての殺人だった。 「お前は知りすぎたのだ」 父親の声が脳に響いた。 今の俺には、親父が母を殺す様に指示したのがわかる。 そして、人生二回目の殺人を俺は犯した… 「さよなら、お父さん」 記憶が渦巻く… 俺の、記憶が……