父親は、父親じゃない。 ただの酒のみだ。 俺にとって父親じゃなく、 あいつは俺に暴力を振る恐怖。 毎日、体にできた新しい傷に薬を塗っていた。 お母さんが、誰か分からない。 父は遊び人だった。 母親の可能性の女は何人も居たから、俺は分からなかった。 ただ手掛かりは、父親の一言 だけだった。 「お前は母親と同じ血が流れている」