「恐ろしく下手、らしいな?」 零さんがクククと笑いながら、私に近づく。 「だ、だって…砂羅さんと柩さん、凄い厳しくて…」 私は必死に言い訳をするが、零さんにはお見通しみたいだ。 …私が下手くそだって。 「まぁいい。お前に殺させる気はないからな」 零さんが腕時計を見た。 「心愛。依頼が来たぞ…。 すぐ出るから、支度をしに行くぞ」 零さんがアパートに向かって歩き出した。 私も零さんの横に並び、アパートに向かった。