「あっ零さんっ!!」

私は弾を詰め途中の銃をポイッと投げ捨てて、零さんに駆け寄った。

柩さんはその銃と私を交互に見て、眉間のシワが更に深くなった。


「久しぶりですっ!!」

私は零さんの顔をまじまじと見つめた。
相変わらず整った顔だ。
その頬についた傷が痛々しい。

「あぁ…そうだな、心愛」