「心愛、どうした?」 「……え?」 零さんは、近付いてきて私の頭に手を置いた。 「だって私…撃てないくせに、勝手にやっちゃって… 零さんがもう少しで…!」 「何言ってるんだ、お前は。 俺が撃てっていったんだろ?」 零さんの声は、穏やかだった。私の不安とか怖さを取り除くぐらい、優しい声だった。