「はぁ、疲れた」
今は、部活が終わったところ。いくら、好きとはいえ大会前は疲れる。あっ!!ちなみに、私は陸上部で100Mやってます。
「あーすーか」
私を呼ぶ声に振り返ると、親友の麻美がいた。はぁ、麻美はいつ見ても可愛いなぁ
「何見てんの?」
「あっ!!いやっ麻美は可愛いなぁと思って」
少し焦った
「そんな事ないよ!明日香はカッコいいよ」
これ誉め言葉か・・・?
まぁいいや私がすぐ開き直るのもいつもの事。
そして、私は麻美と教室に向かった。


「明日香、麻美オッハー」
この声は幼なじみの淳太だ。コイツもやたらハイテンションだ!
「オッハー」
私も負けじとハイテンションで返した。
私は、麻美と別れて自分の席へ向かった。私はこの席が大嫌いだ。理由は隣のコイツ!!名前は木村 勇人 (きむらはやと)コイツはかなりのモテモテだか
、無口!!それが魅力とかなんだか言ってクラスの女子が群がってる。私はそれをよけながら、自分の席に座った。
「はょ」
隣の勇人が今にも消えそうという声で挨拶してきた。だから、私は
「おはよー」
とテンションMAXで返した。そうすると、
「フッ」
勇人に笑われた気がする。まぁほっとこう。


★勇人★
俺の隣のコイツ、やたらハイテンションで声がデカい。だけど、そんなコイツを見ると何か変な気持ちになる。まさか、違うだろうけど!だって俺はうるさいヤツが大嫌いだからな。
それにしても、俺の周りのギャルだちうるさいマジで迷惑だから。


☆明日香☆

ホント、勇人て人気者だなぁ。。
「なに?」
「あのっいやっ。なんでもない!」
はぁ、マジで焦った変人に思われたかなぁ!?
「何、ぼーっとしてんの?」反対側の隣の淳太が声をかけてきた。
「アイツめっちゃモテルよね!」
「ホント無口だけどねぇ(笑)」
「おまえら何話してんだ!」ヤベっハゲオヤジに怒られたし