「んで、本題に入るけど・・・」




つぅが顔つきが一気に変わったのをみて、あたしは察し頷く。



「おま・・・・・」


「あっれー？そこにいんの、都賀弥ぁ？」



むむ…？


なんだろ…？このムカつく感じ……｡


身に覚えがあるような……｡



｢冬次…てめぇな……｣



あっ、やっぱり冬次だ。


つぅの怒り誘うの相変わらずだなぁ。




相路冬次―ｱｲﾛﾄｳｼﾞ―

まぁ、あたしの知ってる人のうちの一人かな。



冬次はつぅが怒ってるのに気づいていない…｡


｢たっく、柚姫という人がいながら女の子と二人きりとは………ってあれ？｣



あっ、あたしに気づいたかな。


いや、目ばっちし合ったし｡


気づかないほうがおかしいか(笑



そしてつぅの顔がなんかやばい…｡



早く気づけ、冬次っ!



｢………｣



｢柚姫じゃんか｡いつ帰ってきたんだよ？｣



あたしに気づくんじゃなくて、つぅに気づけ!