「あの・・・笠土先生、まさのちほってクラスに2人いるんですけど・・・。」

いすに座りながら貧乏ゆすりをしている笠土は向井に、

「このまさのちほか?」

と言った。そしてゆっくりと頷き、笠土をチラ見する向井。