そんなこんなで、
ある日のこと佐目君に
『鮫のことです。』
話しかけられたのだ。
「おい。ちょっと君、面貸しな。」
「借りた面は返して下さいね。」
『佐波君、臆病なくせに鈍感だな。』
そして、食われた。
佐波君の何倍もある佐目くんは佐波君が抵抗する間もなく、一飲みだった....
「良く噛んで食べろよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
『佐目くんの喉からこだまが聞こえた。喉を通過するときの最後の言葉だった...』
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