「はい。オレンジジュース」




男はそう言いながらテーブルに置いた。



私、ジュースがほしい訳じゃないんだけど…



「ねぇ、どういうつもり?意味わかんない」



私は強い口調で男に言った。




「うーん…とりあえずお前今日からここに住めよ。」




……はい?


「は!?」



「そういうことで決定な!」



男はちょースマイルで私に言った。




おいおい。
勝手に決めんなよ。
やってらんねぇ。



「あんたまぢなんなの?私帰るから!!」



私は鞄を持ち立ち上がって玄関に行こうとした。