恋ノ音色 ~聴コエヌ音~

僕の嫌な予感は的中した。
僕は君に手術なんて受けてほしくなかった。


成功する確率が1%にも満たない手術を受けるなんて・・・
そんなのまるで・・・

まるで・・・
自ら死に行くようなものだから


口が勝手に1番聞きたい言葉を自然と紡ぎだしていた。



「なんでそんな・・・」

『翔さんは私・・・私のことをどう思っているんですか?』



君?

君のこと?

そんなの答えははなっから1つだけだ・・・