イ・・・
イケメン!
私の目の前に立っているのは
明るい茶色で猫のような髪質の
イケメン・・・の後ろ姿。
「てめっ「あー俺だれかしってますかぁ?」」
チャラ男とイケメン君の声が被さった・・・
イケメン君はニヤリと笑って・・・
「俺、天龍会の中にいるけど」
テンリュウカイ?
「てっ天龍会!」
チャラ男君は震えながら逃げていった。
イケメン君はこっちを見た。
私はドクンッっとなって肩を揺らした。
だってイケメンすぎてやばいんだもん。
「あっあの・・・ありがっ「ちょーっとまったぁー」」
?何?ちょっと!私がんばって言おうとおもったのにぃ
「あっあのなんですか?」
私はちょっとキレぎみに言った
「お礼は言葉じゃなくて」
イケメン君はここと言いながら自分の唇を指、指した。
・・・は!?君、頭大丈夫?言葉でいいじゃない。
私がパニクッっていると、
「はぁーおそいなぁ、じゃー俺からするね☆」
はっはい!!!!????
ちゅっ「んんっいやっ」
やばい やばい私のファーストキスがぁ
「ちょっとやめいくださいっ」
私は涙をこらえながら言った。
「あ・・・もしかして初めてだった?」
イケメン君は悲しそうな顔をしながら言った
キュンッか、かわいいかもー
イケメン君がふっと笑った。
・・・なんで笑うの?
私が考えていると
「透依ぃ・・・その子だれぇ?」
甲高い女の子のような言い方をする男子が
透依って言うこのイケメン君に話しかけた
「おぉー梓ーすんげーかわいい1年が絡まれてたから助けてあげた」
す・・・すんげー!?か・・・かわいいって誰のこと?
私がきょろきょろしていると、透依?君が、おめーだよっ
と呆れながら言った。
あぁそっかぁポン・・・って納得するなぁ(怒)
私が怒りながら独り言を言っているとき梓君?がテコテコ走ってきて、
「うわぁマジで女の子だーかわいいー」
透依?君とちがって梓くん?は金にちかい黄土色の少し長めの髪で
子犬のような瞳をしている。
「きゃっ」
・・・ちょっと意味わかんない。今の状況が理解できない。
梓君?が子犬のような顔で抱きついてきた。