「はぁー!またお前とかよー」

 ・・・あれ?
「彼女できたか?」

 あれれれ?

なんでみんな声が低いの?
あぁー!男子しかいないからかぁ
ってなっとくするなぁ!(怒)
なんで?女子は!?お嬢様は!?
「なんでぇぇぇぇぇー」

  数日前・・・  


「姫衣ー高校決めといたからぁしかもタダのねっ☆」
「・・・・・は?」
うちのお母さんは自己中でバカだ
だって私がいきたかった高校を知らない高校
しかもタダって・・・
「なんで勝手にきめるのよぉ」
しかも最後の☆うざい・・・
「だってぇーお母さんとその高校の
 保健の先生がなかいいしぃ、しかも・タダ・
 だしねぇ  ウフッ」
へぇー・・・保健の先生とってだからなによぉ
私はいきたい高校にはいってふつーの青春して
ふつーーの恋がしたしのぉ!!!!


・・・とはいえず無理やりきまった高校に連れ出されて
「お母さんは保健室行ってるからかるーく下見しときなさぁい
 あっそうそう!ここ彼氏つくりやすいからがんばりなさぁい」
だって。校門にはいって意味がわかった
なぜかって・・・なんでか男しかいないもぉぉぉぉぉん(涙)
私が目に涙をためながら女の子をさがしてると
すごーーくチャラそうな声(やっぱり低い)が
「ねーねーそこのおちびちゃんっなーにしてるの?」
うっきもいっつかおちびちゃんって・・・無視無視っ
私がそそくさと学校の方にいくと・・・
「まてよ!ちびっ」
って言いながら私の腕をつかんだ
ひぃぃぃぃぃさわるなっきもいっはなせぇー
って思いながら死ぬほど手を振った
「誰か助けてー」
・・・っておい誰か助けろよ!
みんな(男)は、私を狼のような目をして
見てるだけで、誰も助けてくれない・・・
私終わったもぉ力がはいんない
私が諦めかけて無意識に目を閉じると・・・
  バキッ  ドンッ
ん・・・何?今の・・・
「あーすいませんー先輩手がすべっちゃいましたー」
その人の声はやっぱり低くてでも優しい声。
私はゆっくり目を開けると、
イ・・・
イケメン