後ろ45度から見える顔が大好きになった。つやつやした黒髪が伸びた襟足、額にかかる柔らかな前髪、色白のほっぺはふわふわした感じでギュッと抱きしめて守りたくなるほど。
そして私が一番大好きになった彼のパーツは、暑い時にワイシャツの袖を捲りあげ仕事をする時に見える、肘から下の腕。
華奢だけどラインがキレイで目が離せなくなる。いつからか、あの腕に触れてみたい。そして抱かれたいと思うようになった。肘の内側にポコっと出た小さな骨がたまらなく愛しい。彼の体なら何でも素敵。いつか自分だけのものにして、いつまでも大切にしたい。
この時はまだ、圭也に対してこんな思いを抱くのは自分だけだと思ってた。あまりに楽しい片思いにハマりすぎて気付けなかった大事なこと―
圭也に対して私と同じ思いを抱いている人間が…すぐ近くにいること。
そして私が一番大好きになった彼のパーツは、暑い時にワイシャツの袖を捲りあげ仕事をする時に見える、肘から下の腕。
華奢だけどラインがキレイで目が離せなくなる。いつからか、あの腕に触れてみたい。そして抱かれたいと思うようになった。肘の内側にポコっと出た小さな骨がたまらなく愛しい。彼の体なら何でも素敵。いつか自分だけのものにして、いつまでも大切にしたい。
この時はまだ、圭也に対してこんな思いを抱くのは自分だけだと思ってた。あまりに楽しい片思いにハマりすぎて気付けなかった大事なこと―
圭也に対して私と同じ思いを抱いている人間が…すぐ近くにいること。

