次の日、学校には行った。 目は腫れていたけど きっと誰も気付かないだろう。 いつもと同じ日常。 その背景には私の身に何が起きたのか 誰も知らない。 もぅ…素の私を 「かわいい」と言ってくれる人はいない…。 いつの間にか全て授業が終わっていて もう放課後であった。 ぼーっとしていた私の頭に授業なんか何一つ入ってこなかった。 単にふと感じる虚しさに唇を噛んでいただけ。