「そんな事より井上、飲み会の時にゲロゲロ君と仲良かったけどどうなん?」

あえて気にしてませんよ。と言う風に言ってやる。
じゃないと、井上は身構えてしまうだろ?

「ゲロゲロ君?」

「畑中君だよ。
吉村、名前よりアダ名で覚えてるから」

「確かに吐いたね」

井上は飲み会を思い出し笑っている。

「付き合いだしたんだよね」