近場の人や電車が動いている場所の人は「おつかれ~」と手を振り帰って行った。

電車が、まだ動いてない組の白井と私。
それに付き合ってくれている石田に矢城。

少しグループから離れて何処かに行ってしまった井上と畑中だ。

私の視界から凄く見えるのだが携帯を取り出してアドレスでも交換してるのだろう。

「自分の事でいっぱいなのに…」

石田も同じものを見ていた。