僕らの居場所

「まぁね。あれは誰が見ても矢城っちが悪いね」

石田の顔を伺いながら酒のグラスに口付ける。
石田と目が合うと二へラと笑って見せた。

「…吉村、それ何杯目?」

「三杯目?」

「飲みすぎないでね、弱いんだから」

「はいはい」

石田は、愛ちゃんと白井と話に入っていった。

さてと今回は新しい人もいるみたいだし、覗いてみようかな。