やっと十字路についた。


「はぁ〜」


ため息しかでない。


「憂鬱。」


そう思ってると…


「おっ紗和じゃん!!」


「あ!祐紀」


「偶然だな。帰ろうぜ」


「あ、うん」


この男子は幼なじみの
鈴木 祐紀。

雪冬男子に通う仲良い男子。


「祐紀、部活は?」


「休んだ。足故障してて」


「ぇえ!?だ、大丈夫なの!?」


「俺、不死身」


「バーカ。」


祐紀は昔っから変なところでふざける。

"バーカ"で済ますけどね。

そーこーしてるうちに
家についてしまった。


「んじゃな」


「じゃね」


ガタン


「ただいま」


「あ、おかえりなさい早く着替えてきて」


「え??」


「お客さん来るの」


「わかった。」


私はしぶしぶ部屋に上がって着替えた。

お客ってだれ?そう思いながら


"ピンポン"玄関のチャイムがなる。

ガタンドアの開く音がした。

それと同時に私ゎ下に降りる。