‥‥‥‥‥‥‥‥
ツラい!!
「はい、おしまーい」
先セイが時計を見て言った。
「えっ!?うそっ」
「ホント。俺二股バレたときぐらいしか嘘言わないもん」
「先生二股かけてんの!?」
突然のカミングアウトに驚いた
「いや、過去形ね。1回だけ」
サイテー。
私はこの時思った。
絶対このひと好きにならない。
「先生今彼女は?」
少し気になった。
特別な感情があった訳じゃないけど
「あ?いねーよ?あ、なにもしかして俺に気があるのかな?紗和ちゃん」
あの不気味な笑み
「そっそんなわけないじゃん!!出会ってからまだ間もないから先生のことしらないもん」
「へー」
先生…にやけてるし
なに考えてるんだろ
「つかまだ終わってねぇな?」
あんまり終わらなかった。
「‥‥‥うん」
今度は余裕の笑みで
「次から罰ゲームつけるか」
「えぇ!?ヤダー」
「やると決めたらやる」
急に真面目。。。
はぁーサイアク
「はい、終わった」
先セイが丸をつけ終わった。
「はやっ!!」
「ったりめーだろ!!」
