「お気に入りだったの!同じやつドンキに売ってるから買って返せ!」


「うー…わかりましたよぅ…」


「ひどいでしょ?借りたものは返す!これ常識ですよね?奈々さん」


「う、うん…そうですね…」


いつのまにかパンツ騒動の中にいた私。


キャストのみんながそこに集まっていて、私もすっかりWINGの一員になった気分だった




「さーさー、代表が来る前に掃除しちゃってよ!今日はご機嫌だったけどねー」



そう言いながら涼介は私の方を見てにやりと笑い、裏へ引っ込んでいった。