舞姫〜貧乏バレリーナのシンデレラストーリー〜

「そう。プライベートなんで、もういいですか?」


「そうですか。じゃ、また歌舞伎町で」


男は笑みを浮かべながら、ぺこりと頭を下げてその場を去って行った。


「…悪い。食べよう」


「あ…うん」


それからの怜音は、私の話をよく聞きたがった。



私の話に怜音が質問をしてきたり、ほとんど私の話ばかりしていて、もちろんバレエの話が半分以上を占めていた。