舞姫〜貧乏バレリーナのシンデレラストーリー〜

30分後の私は髪を緩く巻き、ドレスに合うように大人っぽく仕上がっていた。


怜音が満足そうにしていたので、私は何も言わずに怜音について行った。


また車に乗ってたどりついたのは、海の近くのホテルだった。


「晴れてて良かったな。夜景がきれいに見えるよ」


「へえ…」


そう言った怜音の言葉で、何度もここへきているということがわかってしまった。


まあ…当たり前か。


お客さんと同伴とか、アフターとかで来ていても何らおかしくはない。


エレベーターで最上階に上り、怜音に誘(いざな)われて、レストランへと足を踏み入れた。