舞姫〜貧乏バレリーナのシンデレラストーリー〜

「まあ、普段あんまり自分で運転しないから、もったいないんだけどな。今日は喜んでるよ、久しぶりに動かしてもらえて」


そう言って怜音は車を走らせた。何処へ行くのかも分からず、私はただ流れていく景色をぼーっと眺めていた。



「ちょっとここに停めるな」



「あ、うん…」



道路沿いの60分コインパーキングに車を停めた怜音。


それにしても、こんなところにこの車を停めても問題ないのだろうか…



怜音が車を停めたのは、海外ブランドのお店が立ち並ぶ大通り。