遼平は、生徒会やら部活やらで多忙な毎日を過ごしており、その日は久しぶりの休みとなっていた。 久しぶりの休みのため、ゆっくり過ごす予定だが、遥にも会いたい。 遥を家に来る様に、誘っていた。 ピンポーン。 玄関のインターホンが鳴った。 遼平は遥が来たと思い、出ていくが、そこにいたのは遥ではなかった。 「相田……?」 遼平を訪ねてきたのは、白鳳学園の副生徒会長だった。 学校行事などを遼平と共に切り盛りしてきた女生徒である。