「今更なにいってんのよ 葵」 「そうよ葵ちゃん A学合格よ A学園」 A学園だろうとB学園だろうと あいつがいるかぎり 私は行かない 「母さん 私公立行くから! まだ入学金だって入れてないんでしょ」 「葵なにいってんのよ この学力社会で生き残るには 今が肝心なのよ? A学園に行きなさい」 校門の前で言い合ってるもんだから 皆が私たちをみてくる そんなの関係ないけど もう 嫌だから あいつと一緒なんて嫌っ 「あほー!!!!」 私は言葉をそこに捨てて 母さん達から逃げた