「確か、石ではなかったかと」
「だが、硬い事には変わりはない」
「じゃあ、どうすんの?」
僕は、孝二を見る。
「お前が銃で打ち込め」
「ピンポイントで狙うんか」
「でも、それでは結果が同じではないのでしょうか」
「武器を、使えば、いい」
デザイアが呟く。
「デザイア」
渚がデザイアの傍による。
「相場さん」
しかし、デザイアは渚の腕を掴んだ。
「あなたの、情けなんて、いらないんです」
喋る事もままならないはずだが、言葉を放つのは執念か。
「ちょっと待ちなよ。あんた達の話を聞く限りじゃ、王って奴は星をいくつも滅ぼした奴なんでしょ?武器とか、耕一とかの能力だけでいけるのか、考えた上で言ってるわけ?」
「三つの武器を、合わせれば、出来なくは、ないです」
孝二達に渡した物だろう。
「デザイアの言っている事は本当か?」
「私のいた頃よりも技術が進歩しているのであれば、可能ではないかと思います」
武器が組合さなければ嘘だということになる。
しかし、それが何だというのだ。
嘘だった場合、僕が奴を糧にするだけの話だ。
「山女はん、なんで、それを最初に言わんかったんや!」
孝二はデザイアの襟を掴み、力をこめた。
「言ったら、あの二人は死ななかったかもしれへんのに」
僕には関係のない話だ。
「準備をしろ」
「はい」
渚が武器を触ろうとすると、孝二が先に掴む。
「だが、硬い事には変わりはない」
「じゃあ、どうすんの?」
僕は、孝二を見る。
「お前が銃で打ち込め」
「ピンポイントで狙うんか」
「でも、それでは結果が同じではないのでしょうか」
「武器を、使えば、いい」
デザイアが呟く。
「デザイア」
渚がデザイアの傍による。
「相場さん」
しかし、デザイアは渚の腕を掴んだ。
「あなたの、情けなんて、いらないんです」
喋る事もままならないはずだが、言葉を放つのは執念か。
「ちょっと待ちなよ。あんた達の話を聞く限りじゃ、王って奴は星をいくつも滅ぼした奴なんでしょ?武器とか、耕一とかの能力だけでいけるのか、考えた上で言ってるわけ?」
「三つの武器を、合わせれば、出来なくは、ないです」
孝二達に渡した物だろう。
「デザイアの言っている事は本当か?」
「私のいた頃よりも技術が進歩しているのであれば、可能ではないかと思います」
武器が組合さなければ嘘だということになる。
しかし、それが何だというのだ。
嘘だった場合、僕が奴を糧にするだけの話だ。
「山女はん、なんで、それを最初に言わんかったんや!」
孝二はデザイアの襟を掴み、力をこめた。
「言ったら、あの二人は死ななかったかもしれへんのに」
僕には関係のない話だ。
「準備をしろ」
「はい」
渚が武器を触ろうとすると、孝二が先に掴む。

