「耕一さん」
「何だ?」
「私が、ここに来なければこんな事には」
「聞く必要がない。そして、二度というな」
「はい」
最後まで聞く必要のない事だ。
確かに、根本にある原因は渚だ。
もし、渚がいないという世界があったとすれば、僕もいないという事になる。
言ったところで無意味だ。
無意味に割く時間などない。
しかし、王などという危険なものを使って、本当に星を支配できるとでも思っているのか?
最悪、デザイアがミスをした場合、地球は潰れる。
デザイア以外に、他の宇宙人は見当たらない。
もし、一人しかいない場合、リスクが高すぎる。
手に入れたい星を馬鹿な真似をして手に入れようとするか?
「渚、お前が地球に来る前に、出された命令は何だ?」
「他星を見つけた場合、友好関係を築けとの事でした」
「侵略ではないという事か?」
「侵略を示唆するような言葉は聞かされていません。命に重きを置いていましたから」
「そうか」
デザイアの単独行動か。
だからといって、対応が変わるわけがない。
最初からデザイアは倒す相手である事には変わらない。
「囲まれてます」
「何?」
周囲を確認すると、孝二の妹に男がいる。
他にも数名いるようだ。
しかし、全てが石の体を得ているようだ。
王の餌になった後に、石の兵にされるというわけか。
「何だ?」
「私が、ここに来なければこんな事には」
「聞く必要がない。そして、二度というな」
「はい」
最後まで聞く必要のない事だ。
確かに、根本にある原因は渚だ。
もし、渚がいないという世界があったとすれば、僕もいないという事になる。
言ったところで無意味だ。
無意味に割く時間などない。
しかし、王などという危険なものを使って、本当に星を支配できるとでも思っているのか?
最悪、デザイアがミスをした場合、地球は潰れる。
デザイア以外に、他の宇宙人は見当たらない。
もし、一人しかいない場合、リスクが高すぎる。
手に入れたい星を馬鹿な真似をして手に入れようとするか?
「渚、お前が地球に来る前に、出された命令は何だ?」
「他星を見つけた場合、友好関係を築けとの事でした」
「侵略ではないという事か?」
「侵略を示唆するような言葉は聞かされていません。命に重きを置いていましたから」
「そうか」
デザイアの単独行動か。
だからといって、対応が変わるわけがない。
最初からデザイアは倒す相手である事には変わらない。
「囲まれてます」
「何?」
周囲を確認すると、孝二の妹に男がいる。
他にも数名いるようだ。
しかし、全てが石の体を得ているようだ。
王の餌になった後に、石の兵にされるというわけか。

