タンッ……タンッ……タンッ………!!!! 「ハァ……!!ハァ……!!ハァ……!!」 廊下から………… 足音が聴こえた………… それは少女の荒げた息づかいと共に響き合い、間違いなく近づいて来る………… 「ッ――………」 「ハァ……ハァ……ハァ……」 少女の足音が、教室のすぐ手前で止まる。 「ッ……ッ……!!!!」 「………ふぅー………」 そして―――………… _