流石に家の中に入ったのはコレが初めてらしく……… 樫家先輩はまだ、玄関から続く廊下を見渡しているようだった。 佳奈: 「ほら、遼ちゃん………??早く翔太くんを案内してあげて………♪」 桜庭: 「うん………」 ここからは……… 私が頑張らないと………!!!! 桜庭: 「樫家先輩………!!!!案内させてください………!!!!」 桜庭: 「お姉ちゃんの所に…………」 樫家: 「………あぁ………」 私は樫家先輩を連れ、一階の一番奥の和室へと招く―――………… _