桜庭: 「こんな………朝早くから………すみません……………」 樫家: 「……………」 樫家先輩は何も答えなかった。 ただその目は…………少しだけ腫れているように見えた…………… 樫家: 「………上がれよ………」 桜庭: 「えっ……??」 樫家: 「立ち話じゃタルいだろ………??中で話そう……………」 桜庭: 「………はい………」 樫家先輩に招かれるまま、私は[103号室]の部屋に入った………… ――――……………