(桜庭SIDE)





栗沢:
「それはそれは……………毎日が楽しそうな顔して過ごしていたさ……………」

桜庭:
「……………」

栗沢:
「『明』はアイツらと連んだ頃から……………妙に明るくなった…………………去年までは…………………顔にこそ出さなかったが、[第一期生]の連中のせいもあってか、どこか詰まらなそうな表情をしていた………………」

桜庭:
「……………」





栗沢:
「『明』は心の底から……………………[生徒会]を楽しみにしていた……………」

桜庭:
「……………」





栗沢:
「[生徒会]が…………………『明』の居場所になった―――…………」









桜庭:
「……………」





[居場所]……………か……………







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