桜庭:
「ッ………!!!!」
私は逃げようとしたが、それより先に袖を掴まれた…………!!!!
栗沢:
「おいおい…………久しぶりの再会だってのに………………背中見せるたぁどういうワケだぁ……………????」
桜庭:
「いやッ!!!!離して!!!!!!!!」
私がその腕を振り離そうとするが…………
男の力にはビクともしない…………!!!!
栗沢:
「大声出すな…………近所迷惑なだけだぜ…………????」
桜庭:
「ッ………!!!!なら、離してよッ!!!!!!」
栗沢:
「………………んじゃ、離した後も逃げずに俺の話を聞くんなら離してやるよ………………」
桜庭:
「…………????」
話を聞く…………????
栗沢:
「勘違いすんな……………別にお前を襲うために近づいたワケじゃない………………お前に用があるんだよ………………」
桜庭:
「ッ…………そんなの信じられるワケないでしょ………!!!???」
栗沢:
「フッ………なら分かった………」
バッ………
桜庭:
「ッ………!!!???」
栗沢は袖を離し、私を開放してくれた……………!!!!
栗沢:
「これでいいかぁ…………????」
桜庭:
「ッ…………」
この人……………
何を企んでるの…………!!!???


