震える声で怯える涙目なアルビオンという名の青年。 オイオイオイ…捕って喰う訳じゃないんだから…。 にしても、震えすぎだろう。 そんなに私怖いかなあ…。 顔を触るが、そんなに怖い顔をしているとは思えなかった。 何を思ったのか、アルビオンは私の腕を掴んで走り出す。 ちょっちょ…どこにいくのさ!? 後ろで美由紀が色々と騒いでいたけどうまく聞き取れなかった。