あ、そう言えば聖の所に行かないと…
今日、お母さんから聖達も一緒に暮らすように伝えてこいって言われてたんだ…




「瑞希いる?」

「えっ!!聖!?」



急に廊下の方から呼ばれたからたからびっくりした


でも、何でここにいるの?
あたしが聖が名前を呼んだら、周りのみんなが一斉にあたしの方をむいた



そんなに見ないでよ!
あー今、あたしの顔赤いなぁ…

とにかく、早く済ませようと思って小走りで聖の所に行った



「何?」

「あぁ、お袋から何か言われてるだろ?」

「あ、それねっ!一緒暮らすんだって」

「誰が?」

「家族で」

「わかった、幸哉にも言っておく」

「ありがと」

「それにしても、制服似合ってんな」

「そう?制服が可哀想だよ?」

「あーまた上目遣い…」



また意味不明な事をー



「顔赤いよ?」

「るせっ!」

「それだけだから、じゃあね」

「あ、帰り向かえ行く」

「わかった」



じゃあなって言ったあと、聖があたしの髪の毛をぐちゃぐちゃにした



「もう!!聖のバカ」