がばっ!!っと起きようとしたけど、体が言うことを聞かずに、気付いた時にはそのままふらーっと傾いていった…
と思った時グイッと腕を引っ張られた



「大丈夫か?」



あたしは状況が掴め無いままそのまま固まってしまった



「瑞希?」


「うん!!大丈夫!!」



頭の上から優輝の声がしてやっと、状況が理解できた…


あたし今、優輝の腕の中にいるんだ…