「あっ、あのっ……」 …顔、近いっ。 近いからっ。 「会長の眼鏡、度入ってる?」 「はっ、はいっ」 なんであたし、 こんなに緊張してんだ…? 「じゃぁ眼鏡取ると見えない?」 「みッ、見えないです」 あたし、すっごく目が悪いから…。 「へぇ~…」 流騎は一人で頷きながら、こっちに近づき、 「えっ、ちょっ、あっ、あれっ!?」 あたしの眼鏡を奪った。 「みっ、見えないっ!!」 やばっ、すっごいぼんやりしてるっ。