「……っと」 俺の予想通り、 ちびめがねは俺にぶつかった。 「ごめんなさいっ!! ……めっ……めがねっ……」 ぶつかった勢いでめがねが床に落ちたみたいだ。 俺はでかいめがねを拾って、 ちびめがねにかけようとした。 「……。」 「あ、あの、 めがね拾ってくれますか…?」 なんか… ………可愛い。 「今かけるから、…じっとしてて」 ……こいつの顔、 初めてこんな間近で見た。 「おっ、お願いしますっ」 …まつ毛、長いな…。