美怜:「ちーちゃん!!あれが聖華高校だよね??」



そう美怜は隣にいる千尋に言った。



千尋:「そーだよ!!聖華高校だよ!!美怜行こ☆」



千尋はそう美怜に言った。



美怜は静かに頷くと聖華高校の門をくぐった。



この時すでに美怜も千尋も


この学校のどこかに“とうが”という人が


いることなど忘れていた。



そしてこの“とうが”と出会ってしまうことなんて



少しも考えたりしなかった。