「ありがとう、棗。」 棗に聞こえない小さな声で呟いた。 「結婚式、緊張すんじゃねぇぞ。」 「棗が緊張するんじゃないの?」 「しねぇよ。」 「クスッ、そっか。ねぇ、棗?私ね…………凄く幸せだよ。ありがとう。」 「俺も幸せだ。愛してる、凛」 「「クスッ」」