「分かった。」 そう言った悠希はピッと電話を切った。 「悠希、何の電話だ?」 「………なんでもねぇ。愛南、帰るぞ。」 なんでもねぇのか!? なのにあんなに不機嫌だったの!? しかも置いて行くなよ!! あたしは今日も慌てて悠希の後ろを追った。 「バイバイ。愛南ちゃん。またあした学校でね。」 そう言った凌に「またね。」と手を振って部屋を出た。