「お前…どうすんの?帰り」

「あっそうだった!あたし帰るねっ!!どうもありがとう」


かんなはそう言って
すぐ立ち上がってテントから出ようとした


「ちょっ…お前道わかんのかよ?」

「頑張って歩くよ〜」




「多分道も見えないと思うよ」

「えっ?」


かんなはテントの入り口をめくった