離さないでよ。



二人はバス停につき
ベンチに腰をおろした


次の便までは時間がある



かんなはやっとアキに
質問をふった


「ねえアキ」

「…ん?」



かんなはアキを見なかった

「なんであの時キスしてくれたの?」