「……何でもないわ。私の話はこれでお終いよ」
「わかったわ、次は私ね」
私が話そうとした時、ルイスがやってきた。
「やあ、瑠璃。心の準備は出来たかい?」
ルイスはウサギの姿では無く、本来の姿でやってきた。
「うん、出来てるわよ。でも、今日は早いのね」
私は満面の笑みを浮かべた。
「そうだね。瑠璃がその子と話しているのを知ってたんだけど、その子の話は終わって次は瑠璃の話みたいだからね、僕が居た方が話は早いと思って」
「ふふふふっ、来てくれてありがとう」
そう言って私はルイスの側へ行った。
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