「やめろ……ごほっ……」
港はニッコリと笑い
「C級何かに何故阻止されなきゃいけない?」


「っ…………」


階級の決まり
―――級が上の者には逆なわらべからず


「しかも、薫が決めた事を………お前が破っていいのか?」

雪は港を止めることを止めた。


「さすが、薫の執事」


不気味な笑みを見せながら、優美の部屋へと近づいて行く。


「っ………みなとぉぉ!!!」

ガブッ!
ゴクンゴクン


「っ?!うわぁぁ!!」


雪は港の血を飲んだ。

階級が下の者に飲まれたものはそいつも下の者と一緒の階級へとなる。


グイッ
裾で血を拭く


「クスクス………港……お前もC級だ」
「………っ……!!!ふざけるなっっ!!!死ねぇぇ!!!」


手から赤い炎をだす