薫は眉を潜めた ??? 「優美は何も覚えてないんだね………まぁ、予想通りか。」 覚えてないんだね? 何それ……… 私が記憶を失ってるの?? 「優美………落ち着いて聞いてね?」 私は頷く。 「優美のお母さんとお父さんは………殺されたんだよ」 ドクン ドクン 「え……?」 「殺されたんだ……ヴァンパイアに」 ヴァンパイア? 血を吸う……吸血鬼?? 「ど……どうして……」 ヤバイ声が震えてしまう。 「………それは優美が知っている」 ―――?? 私が?? 知っている―――?