「うそ………」 「瞳様と斗真様は泣かなかった。内面嬉しかったか悲しかったか分からない…………ただ、」 港は溜め息をついた。 「薫は叔父様の儀式に行かなかった。」 儀式? 「葬式だよ」 あっ……… 殺したから 行けるわけ……ないよ 「………叔父様はもう、いないよ」 「そう……」 「あぁ、………また、何かあったら言って?俺は仕事に戻るよ」